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行きつけの吉野家がテーブルオーダーを導入した件

  • 執筆者の写真: 拓 西島
    拓 西島
  • 2月26日
  • 読了時間: 2分

飲食店での人手不足が叫ばれるようになって久しいですが、これに対応すべく店舗では様々なデジタル機器が導入されています。テーブルオーダーもその一つ。導入することで店員がオーダーを取りに行く手間が省け、省力化につながることが期待できます。


私がよくいく吉野家でもついにテーブルオーダーシステムが導入されました。吉野家は言わずと知れた飲食業界の最大手企業でもあり、こうしたシステムを導入すること自体に何ら驚くことではないのですが、この店舗は少し事情が異なります。


吉野家というと、カウンターがコの字型に作られ、従業員がその間を通り多くの客の配膳、下膳を担うことで人件費を抑える仕組みができている店舗がほとんどです。しかし、この店舗はコの字型カウンターがなく、ハンバーガーチェーンのようにレジでまず注文を受け付けて、料理が出来上がったら客が取りに行く、また下膳も客自身が行う仕組みを取っていました。


確かに、レジで注文の行列ができていたこともあって、テーブルオーダーにすることで混雑が緩和が期待できるなと思いました。しかし、ここで配膳、下膳はだれが行うのだろうと疑問が浮かびました。


結論としては、配膳、下膳は客自身が行うことに変わりありませんでした。料理が出来上がるとテーブルのタブレット端末にお知らせが入り、カウンターに料理を取りに行くよう促されます。下膳もこれまで通り客自身が受付口へ持っていくスタイルでした。


ここでふと気づきました。これまでテーブルオーダーを入れていなかったのは、客に「配膳・下膳は自分で行う」ということを学習させるためだったのではないかと。


最初からテーブルオーダーの端末が置かれているとおそらく料理は店員が運んでくれるものと考えてしまったでしょう。しかし、何度も通っているうちに「この店舗はこういうやり方なのだ」ということに慣れて、自然と配膳、下膳を自分で行うようになっていました。


デジタル機器を導入するのもタイミングが大事、そんなことを考えさせられる出来事でした。


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