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恵方巻はなぜ広まったのか

  • 執筆者の写真: 拓 西島
    拓 西島
  • 2月3日
  • 読了時間: 2分

節分には各地に独自の風習が残っています。山口県では鯨を食したり、道の交差点(四つ辻)で豆や履物を置いていくという風習があるそうです。恵方巻も元々は関西地方の芸者の間で広まったものという説があります。


私が子どもの頃は恵方巻という風習はほとんど知られていませんでした。急に売られ始めたのは大学生のころなので、20世紀末の1998年ころだったと記憶しています。実はこの風習イトーヨーカドーが始めたのだそうです。(と、当時勤めてた方がおっしゃってました。)


風習というものは恐ろしいもので、今や節分になると恵方巻を食すのが当たり前のようになってきています。


しかし、いくらイトーヨーカドーが全国に店舗を持っているからといって、そう簡単に国民的な風習にまで広まるとは限りません。ヒット商品にはそれなりの理由があると考えられます。


私が考える限り次のようなことが言えるのではないかと思います。


・少子化が進み始めており、節分に豆まきをしない家庭が増えてきた。

・魚をさばける人も減ってきて、イワシを食べない家庭も増えてきた。

・共働き世帯が一般的になってきており、中食市場が広がり始めてきた。


などの条件下で、節分の新しい風習として提案したところ瞬く間に広まったというところではないかと思われます。


もちろん、これは今になって振り返ったから言えることであり、商品を企画した時点でこのような状況を見通すことは容易なことではありません。とはいえ、思い付きだけで新商品をリリースしてもヒットは覚束ないのも確かです。


常に世の中の変化にアンテナを張っておくことが、ヒット商品を生み出す何よりの秘訣ではないでしょうか。

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