名物が生まれる条件
- 拓 西島
- 8月5日
- 読了時間: 2分

私はもともと旅行好きで、11年前に全都道府県踏破を達成することができました。旅に出ればその土地の物を食べたくなるのが人情というもの。仙台なら牛タン、福岡なら豚骨ラーメンなどなど。
広島のお好み焼きもその一つ。いまも、広島に行ったら大体何かしらの形でお好み焼きを食べに行っています。しかし、お好み焼きはもともと戦後の焼け野原で、支援物資だった小麦粉を焼いて飢えをしのいだのが始まりといわれています。
そのお好み焼きが全国区で有名になったきっかけは1975年の山陽新幹線開通なのだそうです。
広島のお好み焼き、山陽新幹線開通が広げた「平和の食文化」(日本経済新聞)
新幹線の開通により、広島へのアクセスが格段によくなり、全国から広島を訪れお好み焼きを知り、認知されるようになったということのようです。余談ですが、この年広島カープがセ・リーグで初優勝を果たしました。その原因は、新幹線によって遠征の異動が楽になって選手たちが活躍できるようになった、という話は有名です。
また、お好み焼きが戦後の復興のシンボルとして語られることも、強いストーリー性とともに人々に支持されるようになったと考えられます。
広島のお好み焼きが美味しいことは異論がありませんが、それだけで名物になったわけではなく、アクセス向上による認知度の向上、その土地特有のストーリー性が相まって、誰もが知る名物にまで上り詰めたのだといえるでしょう。




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