国際放送は国際関係の写し絵(昭和10年)
- 拓 西島
- 7月13日
- 読了時間: 2分

私は、今オンラインで英語の勉強をしているのですが、これとは別にNHK Worldのネット配信を見ています。日本の文化や出来事を映像とともに英語で説明しているので、単語が多少わからなくても内容が入ってくるのが利点です。
このNHKの国際放送がはじまったのが、昭和10年(1935年)のことでした。当時は短波ラジオ放送で、日本語と英語の放送で北米やハワイ向けへの放送であったとされます。在外邦人向けや対外広報のために、ニュース、音楽、演芸などを放送されていたそうです。
当時の日本は、2年前に国際連盟を脱退して国際社会とは緊張関係にありました。しかし、一方で石油の調達先は英米に頼っている状況で、米国との関係維持の狙いも垣間見えます。
現在のNHK Worldでは、国内外のニュースのほか、日本文化の紹介や日本語学習、日本での防災情報など、訪日観光客や在留外国人に向けた情報が多いように見えます。これも訪日外国人観光客の増加目標や、人手不足解消のために外国人を受け入れている国の政策とも合致しているようです。
いずれにしろ日本のことを海外に知ってもらうことは、日本人としても嬉しいこと。これからも国際放送がお互いの理解が深まるきっかけになることを願うばかりです。
参考文献:
NHKアーカイブス 「海外放送はじまる」
昭和48年通信白書 3.国際放送
一般社団法人 日本エネルギー経済研究所 コラム「温故知新」より




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