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脱ガソリンが実現する日は(昭和16年)

  • 執筆者の写真: 拓 西島
    拓 西島
  • 8月7日
  • 読了時間: 2分

昨年の大阪関西万博では外周道路を電気バスが走っていました。CO2排出削減のための技術を示すためにすべてのバスが電気自動車となっていました。CO2排出が地球温暖化の主な原因とされ、脱石油は喫緊の課題ではあるのですが、これは今に限ったことではありません。


昭和初期には、世界的にガソリン需要が高まり代替え燃料の開発が進んでいました。日本においては、木炭を不完全燃焼させ一酸化炭素をガソリンエンジンに送り込むという木炭自動車が普及していました。


とくに、昭和16年(1941年)8月1日に米国が石油の対日輸出を全面停止してからは、民間へのガソリン供給が非常に乏しいものとなり、バス会社へのガソリン供給も事実上停止することとなりました。


木炭自動車は、それまで日本で使われていた燃料である薪で自動車が走らせられるという画期的なものでしたが、映画「この世界の片隅に」でも登場した木炭バスが呉の急坂を登れずに立ち往生するというシーンが出てくるように、技術的にもまだまだ未熟だったようです。


エネルギー危機が起こるたびに新しい技術が開発されるのですが、いまだ人類は石油依存の生活を脱却できておらず、そのことが地球温暖化だけでなく、世界的な紛争の原因や世界的な物価の高騰を招いていいることを考えると、私たちはエネルギーの使い方についてもっと考えなければならないのかもしれません。



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